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【初学者OK!】Pythonの面白いライブラリ5選

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Aさん

Pythonのライブラリってどんなものがあるのかな?

そんなPythonのライブラリに興味がある方に向けて、Pythonの面白いライブラリ5選を紹介したいと思います!

初学者の方でも、十分理解できる内容なので、ぜひ参考にしてください!!

目次

そもそもライブラリって何?

ライブラリとは、一言でいうと便利な関数をまとめたものです。

ライブラリは、めちゃめちゃ頭のいいエンジニアが開発した関数のプログラムで、インストールしたら誰でも使うことが可能です!(もちろん、お金は一切かかりません。)

ライブラリを使用することで、自分では書けない(書けたとしてもコードが膨大になる)プログラムが簡単に描けちゃいます!

ライブラリは様々な種類のものがあり、Pythonを人気の言語にしている大きな要因です!

Pythonの面白いライブラリ

Pythonの面白いライブラリについて一つずつ紹介します。

Matplotlib

「Pythonの面白いライブラリ」一つ目は、Matplotlibです。

Matplotlib: データの可視化に便利なライブラリで、折れ線グラフ、ヒストグラム、散布図などを簡単に作成できます。データの理解やプレゼンテーションに役立ちます。

以下は、Matplotlibを使ったプログラム例です。

import matplotlib.pyplot as plt

# データの準備

x = [1, 2, 3, 4, 5]
y = [10, 15, 13, 17, 8]

# グラフのプロット

plt.plot(x, y)

# グラフにタイトルと軸ラベルを追加

plt.title("折れ線グラフの例")
plt.xlabel("X軸")
plt.ylabel("Y軸")

# グラフを表示

plt.show()

このプログラムは、Matplotlibを使用して、x軸とy軸のデータをプロットし、グラフにタイトルと軸ラベルを追加します。最後に、plt.show()を呼び出すことで、グラフを表示します。

このコードを実行すると、簡単な折れ線グラフが表示されます。Matplotlibは、グラフのカスタマイズやさまざまな種類のグラフの作成にも利用できる強力なツールです

NumPy

「Pythonの面白いライブラリ」二つ目は、NumPyです。

NumPy: 数値計算や科学計算において非常に強力なツールです。多次元配列や行列の操作を効率的に行えるため、データ処理や数学的な演算が簡単に行えます。

以下は、NumPyを使ったプログラム例です。

import numpy as np

#1次元のNumpy配列を作成

array1 = np.array([1, 2, 3, 4, 5])

#配列の要素を表示

print("1次元のNumpy配列:")
print(array1)

#配列の演算

array2 = array1 * 2
print("2倍にした配列:")
print(array2)

#配列の合計を計算

sum_array1 = np.sum(array1)
print("配列の合計:", sum_array1)

#配列の平均を計算

mean_array1 = np.mean(array1)
print("配列の平均:", mean_array1)

このプログラムでは、Numpyを使って1次元の配列を作成し、その配列を表示し、数値演算や統計的な計算を行っています。Numpyは数値計算のために非常に便利なツールであり、高度な数学的演算やデータ処理にも使用できます。

Pandas

「Pythonの面白いライブラリ」三つ目は、Pandasです。

Pandas: データ分析に特化したライブラリで、データフレームとしてデータを扱うことができます。データの読み込み、フィルタリング、集計などが容易に行えます。

以下は、Pandasを使ったプログラム例です。

import pandas as pd

#データを含む辞書を作成

data = {
'名前': ['Alice', 'Bob', 'Charlie', 'David', 'Eve'],
'年齢': [25, 30, 35, 40, 45],
'都市': ['東京', '大阪', '名古屋', '福岡', '札幌']
}

#データフレームを作成

df = pd.DataFrame(data)

#データフレームを表示

print("データフレーム:")
print(df)

#特定の列を選択

ages = df['年齢']
print("\n年齢列:")
print(ages)

#条件に合致する行をフィルタリング

young_people = df[df['年齢'] < 35]
print("\n35歳未満の人:")
print(young_people)

このプログラムでは、Pandasを使用してデータフレームを作成し、データを表示、特定の列を選択し、条件に合致する行をフィルタリングしています。Pandasはデータの整理や分析に役立つ非常に強力なライブラリです。

Requests

「Pythonの面白いライブラリ」三つ目は、Requestsです。

Requests: ウェブページからデータを取得する際に便利なHTTPライブラリです。APIからデータを取得したり、ウェブスクレイピングを行うのに役立ちます。

以下は、Requestsを使ったプログラム例です。

!pip install requests

import requests

#ウェブページのURLを指定

url = "https://www.example.com"

#GETリクエストを送信してページの内容を取得

response = requests.get(url)

#ステータスコードを確認

if response.status_code == 200:
# ページのテキストを表示
print("ウェブページの内容:")
print(response.text)
else:
print("リクエストに失敗しました。ステータスコード:", response.status_code)

このプログラムは指定したURLのウェブページからデータを取得し、その内容を表示します。ステータスコードが200の場合、リクエストが成功してウェブページの内容が表示されます。ステータスコードが200以外の場合、エラーメッセージが表示されます。

URLを "https://www.example.com" の代わりに取得したいウェブページのURLに置き換えてください。

Turtle

「Pythonの面白いライブラリ」三つ目は、Turtleです。

Turtle: グラフィカルなプログラミングを学びたい場合に楽しいものです。簡単な図形やアニメーションを描画するのに使えます。特に子供向けに教育的な目的で使用されます。

以下は、Requestsを使ったプログラム例です。

import turtle

#Turtleスクリーンを作成

window = turtle.Screen()
window.bgcolor("white")

#Turtleオブジェクトを作成

square = turtle.Turtle()

#正方形を描画

for _ in range(4):
square.forward(100) # 100ピクセル前進
square.right(90) # 右に90度回転

#描画を終了

window.exitonclick()

このプログラムは、Turtleウィンドウを開き、Turtleオブジェクトを作成し、そのTurtleを使用して正方形を描画します。Turtleは前進、後退、左右に回転などの命令を受けて動きます。プログラムを実行すると、正方形が描画され、ウィンドウをクリックするとウィンドウが閉じます。

Turtleを使ってさまざまな図形やアニメーションを描画することができ、プログラミングの基本的な概念を学ぶのに楽しいツールです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回取り上げた5つ以外にも、面白いライブラリはたくさんあるので、ぜひご自身で試されてPythonの理解を深めていってください!

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この記事を書いた人

個人でWebアプリ、モバイルアプリの開発をしているエンジニア。主にFlutter(Dart)で開発をしていて、Google Play&App Storeでアプリをリリースしています。すべての開発者に向けた情報をお届けします。

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